Wish〜希望への架け橋

スピリチュアルワーカーTomokoのblog

魂のプランニング リーディングワーク 《眠れぬ夜》

Yさんとは出会って約一年。

夜眠れないという状態が長く続き、治療をしていましたが
ご本人の「変わりたい」という強い意志から少しずつ確実に進んでいました。

時折、胸が苦しくなることがあり、
エネルギーに敏感なYさんは自分の中で抱えている何か古い感情があると感じていたそうです。

その痛みが頻繁になって来て
感情と向き合うもなかなか答えに辿り着けない。

そんなある日、お風呂の中で突然
「私はいつまでこんなものを抱えて生きなくてはいけないんだろう。
こんな感情はもう要らない!」と強く思ったそうです。

そしてセッションを希望する連絡を貰いました。

約束までの数日、胸の痛みは強くなりセッションに行けるだろうかと何度も不安になったそうです。
しかし、Yさんの意志は強かったのです。

当日お会いした途端に強い胸の痛み、喉の詰まりを感じました。

今世のものではないのがわかります。

この一年、自分自身を取り戻そうと必死に向き合ってきた
本人の強い意志の力によって
いよいよ手放す時期が来たのでした。

いくつか確認をさせてもらうと

・物心ついてからずっと夜は熟睡できたことがない。
・昼間は眠れる。
・朝起きた時はいつも体が強張っていて特に両腕は力が入り続けて硬直している。


それらを聞いた途端、夜布団で寝ている女性の姿が視えました。

Yさんの中で不要な感情エネルギーが激しく動き始め胸の痛みと喉元の締め付けが強くなり苦しそうです。

人が忍び寄る足音。

自分は殺されるのだということを知っていた女性は
それを受け入れたものの、恐怖と悲しみで一杯です。

なぜそのような状況なったのか経緯を視て伝えると
どこかで腑に落ちる感覚を掴んだようで
胸の痛みと喉元の締め付けがが少しずつ緩んでいきました。

Yさんはその時代より前の人生で、
闇の存在が人の心の闇につけ込み、人を操るということを散々見て知っている魂でした。

ですから、闇に呑まれた愛する人を恨むことなく悲しみながらも受け入れたようです。

ただ、あの瞬間、暗闇で死を覚悟し
忍び寄る死への恐怖は消えていませんでした。

その女性には幼なじみの兄のような存在がいました。
彼女が置かれている状況を心配しながらも
助けることができなかった彼は、
今世Yさんの息子さんとして生まれて来ていました。

今世は息子さんがYさんを守るために生まれて来たと知ると
喜びと安堵で胸や喉元の苦しさがゆっくりと消えていきました。

エネルギーが解放されても人の肉体や脳はすぐには切り替わらないものです。
眠る前に「安心」を自分に与える方法をいくつか約束しました。

あとは自分を信じる気持ちと努力で
現実の課題を乗り越えるしかありません。

数日後お会いしたYさんは
今までのような
どこか恐怖に怯え縮こまっていたYさんではなく
明るくおおらかな本来の姿になっていました。

Yさんがこの解放によって本当に乗り越えられた時、
Yさんを守るために生まれて来た息子さんの課題も同時に達成されます。

二人の成長のためにどうか乗り越えて欲しいなと思います。
後日改めてYさんから頂いたその後の感想です。

①夜ちゃんと眠れるようになった(変な時間に起きない)
②『もう朝かよ!』と思うくらい朝が来るのが早すぎる様に感じるようになった。
③変な夢を見なくった(眠りが深いのかな?見ても覚えてない)
④水がたくさん飲みたい。
⑤食欲旺盛になった
⑥便通が良くなった。
⑦以前は子供が学校に行ったら、すぐ朝寝てたのに、眠たくなる時間が後退した。(ほぼ昼くらいの時間になりつつある)

Yさん、ありがとうございました!

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